2023年07月23日

女子アナから気象予報士試験の合格へ!難易度と合格までの時間

女子アナと気象予報士の親和性は高いです。天気予報がないニュース番組はないですからね。

そんな気象予報士になるには、年2回(8月および翌年1月)実施される気象予報士試験に合格しないといけません。

そこで難易度や合格までの時間など、項目別に説明します。

難易度(合格率)

かなり難しいです。最終合格率は数%。合格まで数年かかるケースも珍しくないです。というか一発合格は稀です。
【参考】AKB武藤十夢が気象予報士試験に1700日の勉強!8度目で合格

標準的なケースとして、学科試験の合格まで1~2回の受験、その後の実技試験が数回の挑戦、最終的に2~3年ぐらいだと(体感的ですが)。

NHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」の主人公も、最終合格まで数回受験しています。

試験制度

順序が逆になりましたが、気象予報士試験の試験制度について。

年2回の実施で、学科試験と実技試験があります。

学科試験では大学教養レベルの物理・数学の知識が必要とされますが、マークシートという試験の特性上、大学教養レベルの知識がなくても通信講座のテキストや市販の過去問題集のマスターで、合格できます。

そして最難関の実技試験。これは通信講座や通学講座(スクーリング)の受講が必須です。典型的な事例(パターン)はもちろんのこと、できるだけ多くの問題を解いておきたいものです。

独学は可能?

ネット上で調べると、独学で合格された方はいますが、おすすめはできません。

とくに試験対策講座だと試験に出る重要分野を中心に講義が進められるので、ムダがないし、解答のテクニックも教えてくれます(スクールによりますが)。

社会人なら動画講義つきの通信講座にする

定評あるテキストや問題集(例、かんたん合格気象予報士シリーズ)とかありますが、やはり動画つきの通信講座がおすすめです。

かんたん合格気象予報士シリーズ
▲私も使いました!「かんたん合格気象予報士シリーズ」

定番のテキストということもあり分かりやすいですが、情報量が多く1冊1,000ページ近くあります。独学だとどこが重要かわからず非効率です。

その一方で動画講座なら、自分のライフスタイルに合わせられるし、ベテラン講師(武藤十夢を合格に導いた飯沼孝先生とか)による動画解説は分かりやすさが抜群です。

気になる受講料ですが、ピンキリですね。しかし校舎が必要ないオンライン専門通信講座なら、驚き安さで、気象予報士試験の合格が目指せます。
【参考】値段の安い気象予報士通信講座大手3社を比較!月額制(サブスク)で受講できる講座も

まとめ、学科試験の免除制度もあるから少しでも早いスタートがおすすめ

ここまで気象予報士試験が難しいと、たびたび脅してきましたが(笑)、気象予報士試験には学科試験に一度合格すると、その後数回の学科試験が免除される制度があります。

これにより実技試験対策に集中できるので、実際はそれほどハードではありません。ちなみに「おかえりモネ」の主人公も免除制度を使っています。

モデルケースは、こんな感じ↓

(1)学科試験の学習をスタート
(2)8月の試験を受験。解答速報で確認して、学科は合格したものの実技は不合格。
(3)1月の試験を受験。免除制度で学科はパス、実技試験のみを受験。しかしまた不合格。
(4)次の8月の実技試験に挑戦(学科は免除)。めでたく合格!念願の気象予報士へ!

こんなケースだと理想的です。なお、免除制度を利用すると、受験料もその分、お安くなります。

>気象予報士試験の試験手数料(全科目受験:11,400円、学科1科目免除:10,400円、学科2科目免除:9,400円)は、気象業務法施行規則で定めています。試験手数料の内訳については積算根拠をご覧ください。(筆者注、2023年7月現在のもの)
【引用】「気象庁 | 気象予報士について




Posted by 唐橋ユミファン at 12:23